とはいっても・・・ジェンダーの平等を実現するという点では、世界から見ても日本はまだまだ遅れています。
家族のなかの役割でもそれが大きく反映されていますよね。
例えば、お父さんは仕事をしているから家事や育児ができない。お母さんは仕事をしているが、女性だから家事や育児をするのが当たり前だ。等々・・・このように無意識なままに私たちは、女性だから男性だからという考え方が刷り込まれています。
「男性、女性」という括りに囚われることなく、個々の性質、置かれている環境、健康状態等と考慮しあい、お互いが協力し合うことで家庭内のジェンダーバランスが見えてきますし、それをさらに良いバランスへと変えていくことができます。
お互いを思いやりフラットな視点で世の中を見つめることができれば、ジェンダーという枠を超えてそれぞれの個性を尊重する意識がどんどん浸透していくのではないでしょうか。
男性でもなく女性でもない、新しい性をもち生まれてくる子どもたちも実際に増えてきています。
どんな個性を持っていてもお互いを尊重し思いやる心をもてる社会を、私たち1人ひとりが意識をもってつくっていきたいですね。