阿久遺跡(あきゅういせき)に行きました。
阿久遺跡は八ヶ岳西麓に拡がる縄文時代の遺跡。
高速道路建設の際に発見され、現在は高速道路の下に埋没された形で保存されています。
阿久遺跡は縄文文化の原型となった村だったといわれていて、住居の減少から「祭祀の場」へとシフトしていった縄文文化の貴重な足あとが残っているそうです。
入り口に入ると木々が奥へと案内してくれました。
入り口の看板以外は何もなく森の中へと入っていきます。
動物のオブジェがあちこちにあります。
遺跡の跡は埋められているため、どこに何があるのかもわかりません。
遺跡のまわりは畑が広がっています。人の気配も民家もまったくない森なので、女性一人でいくのはあまりおすすめできません。私は1人だったので入ってから少し不安になりました。
そのまま奥へとすすんでいくと高速道路が見えてきます。
高速道路の下がトンネルになっているのを見つけたので、通り奥へと進みました。
このトンネル辺りではじめて観光者さんらしき2人組の方とすれ違いました。
人に会えたことで恐れの気持ちがスッと消えました。
高速道路を越えた場所です。
木々の向こうにはすぐに道路があって、車が行き交う音が聞こえています。
それでも特別なエネルギーの場だということがよくわかりました。
もう一度トンネルをくぐって来た道をかえります。
行きのときは気が付かなかったけれど(怖い思いのほうが大きかったので)、ここで意識をあわせてみるととてもクリアで気持ちが良い静かな聖地でした。
高速道路からの騒音や雑多なエネルギーがすゥーっと消えていくような特別な場所。
つながってみると精霊たちがたくさんいました。美しい別次元の空間になっています。
埋め立てられてしまったのは残念ですが、もしかすると地中に埋めたことで逆にこのエネルギーが維持できているのかもしれません。
この地にいるやさしい精霊たちにまた会いにいきたいと思います。