講座をしているとお話が脱線することがよくあります。
先日、講座のときに白山のお話や岐阜の総産土さまの伊奈波神社のお話になりました。
伊奈波神社は子どもの頃からずっと大好きでずっとお世話になっています。
境内にある黒龍社の黒龍さまもとても有名です。黒龍さまが大好きな参拝者さまはとても多いですよね^^
今回はわたしが今までずっと大切に心にしまっていた黒龍さまとのエピソードをお話させてくださいね。
もう7年~8年くらい前のお話です。わたしは自分の成長のためにいくつかの修行をしていました。これは誰かに言われてはじめた訳ではなくて自分で選んで決めたことでした。
その中の1つに毎朝、朝日が昇る頃に伊奈波神社に通い参拝をしていた時期がありました。たしか秋から冬にかけての期間だったのでめっちゃ寒かった思い出があります。神社は真っ暗なので、懐中電灯をもって防寒対策をしっかりして車で向かいます。
早朝の神社は真っ暗でしたが常連さんらしき参拝者さんとすれ違うことが多くすれ違うときに「おはようございます♪」と挨拶をしてくださる方もいてそのお陰で、寂しい雰囲気は全然ありませんでした。
わたしは黒龍社に参拝するときは必ず大祓祝詞を唱えます。この黒龍社にはありがたいことに大祓祝詞の紙がラミネートされて置いてあります。(現在もお賽銭箱の向かって左側にあります)
大祓祝詞は長いので未だに全文は覚えきれません。他の参拝者さんの邪魔にならないように唱えるときは端のほうに移動して懐中電灯を片手に小声で唱えてお参りをしていました。
自分で決めた期間、神さま達に宣言した通り無事に参拝することができました^^
それからしばらく経ったある日のこと。日中に伊奈波神社に参拝に伺い、いつものように黒龍社に参拝しました。
目を閉じてお参りをしていると突然、真っ黒な龍の大きなお顔がどーんと現れました。とても大きな立派な黒龍さまです。目がギラっと光っていますが、荒々しい感じではなく物凄いパワーをもっている生き生きとした龍でした。
ビックリしましたが、黒龍さまだとすぐにわかったので「お姿をみせてくれたんだ!」とうれしく思っていると、次に乳白色に輝く珠玉が、私の目の前に現れました。その珠玉は真っ白ではなく薄ーいオレンジピンク色にも見えてキラキラと繊細に光り輝いていました。
すごくすごく綺麗です!
黒龍さまがわたしにこの珠玉をプレゼントしてくれたのです。
びっくりしている私をじっとみつめていた黒龍さまは大きな体をくねらせながら空へと飛んですぐに居なくなってしまいました。
生まれてはじめて黒龍の姿をみた私はドキドキしてテンパってました。龍が珠玉を授けてくれるということはご縁がつながった証なのだそうです。龍に気に入ってもらえると珠玉をいただける場合があるそうです。
でも、黒龍さまが私にずっと付き添ってくれるのかというと決してそうではありませんし、都合の良いように黒龍さまが私の願いを聞いてくれるのかというとどうもそうでは無いようです。
でも、それから龍たちとの交流がしやすくなった気がしますし、運とタイミングがあえばお手伝いをしてくれることはあります。
大好きな黒龍さまとのご縁をいただいた証なのでこれからも大切にしたいと思っています。
黒龍社の動画です
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