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≪2020年★3月 レイキ練習会≫
・岐阜・3/22(日)レイキ練習会 募集スタートしました
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所用で出かけた道中のこと、成田山へ立ち寄ることにしました。
ここのところ忙しい日々が続いていて、その日はとても疲れていました。
これからの予定や長時間の運転を考えると、体調がちょっと心配だったので、
不動明王さまに助けて貰えるようお願いをしようと思ったのです。
犬山成田山の本殿の中に入ると、数人の方がご祈祷がはじまるのを待っていらっしゃいました。
私はご祈祷は受けず、護摩木を書く台の後ろの辺りに座っていました。
しばらくすると、ご祈祷がはじまりました。
僧侶の方が数人並び、太鼓をたたきながらお経を読まれていました。
このときのご祈祷は護摩木を燃やす、お加持祈祷ではありませんでした。
お加持祈祷ではないご祈祷を拝見するのははじめてのことでした。
わたしは目を閉じて、そのお経を聞きながら不動明王さまのお姿をみていました。
大きな不動明王さまは光とともに現れました。
そして、左手に持っている縄がシュルシュル~と伸びていき、ご祈祷を受けている方々を包みました。
その縄は炎を帯びている縄で炎は真っ赤ではなくて、白い光をおびた美しい炎でした。
「聖なる炎」という言葉がぴったりの美しい炎です。
その縄に包まれると、その人についている念やネガティブなエネルギーが、一瞬にして燃えて消えていきます。
不動明王さまは助けを求めてきた人々をこうやって救っているんだ!
と、まじまじとその光景を拝見しながら感動していました。
ご祈祷が終わるころに、私は次の予定のため本殿をあとにしました。
帰り道で、縄のことを思い出していて「あれ?」とふと疑問に思ったことがありました。
不動明王さまって倶利伽羅剣(くりからけん)を持っている姿はよく覚えていますが
そういえば、縄って持っていたかな?
たしか持っていたような・・・あれ?汗(^^;
と思い、ちょっとGoogleで調べてみました。
右手の剣は三鈷剣(さんこけん)または倶利伽羅剣(くりからけん)と呼ばれていて
魔を追い払い、因縁や煩悩を断ち切る剣。
そして、左手の縄は羂索(けんさく)といい、
赤、青、黄、白、黒の五色糸でよりあわされた投げ縄のようなもので
邪悪なものを縛り上げたり、人々をひっぱり上げて救うための縄なのだそうです。
※画像はWikipediaよりお借りしました
わたしが見た成田山の不動明王さまの縄は、この画像よりも太いしっかりした縄でした。
縄の先にはこの画像のような金属がついていました。
この羂索(けんさく)で、救いを求める人々を包み癒していらっしゃるんですね。
羂索の使い方がいろいろあるんだなぁと、拝見させていただいて、感動しました^^
険しいお顔をしているのですが、成田山の不動明王さまは、強く優しく面倒見の良い、慈悲深い仏さまです。
不動明王さまのお陰で私も疲れを癒していただけてとても助かりました^^
犬山に立ち寄られた際は是非、不動明王さまに会いに行かれてみてくださいね。
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