前日は宿坊でお世話になり、朝早く出発して月山八合目の駐車場に到着しました。
お天気は快晴で朝日が眩しい!この日も暑くなるのは早かったです。
出羽三山の主峰「月山」は山岳信仰の聖地、百名山のひとつとして多くの登拝者や登山者に親しまれています。
登り始めると美しい雲海がみられました。
月山八合目駐車場の標高は1400m、山頂の標高は1984m。駐車場からですと標高では600mほど登り、距離は5kmほどです。標高が高いので街中よりも随分と涼しいのですが、歩いているとやはりすぐに暑さでバテました。
15分ほど登ると月山中之宮 御田原神社に到着しました。こちらで御注連縄を授かりました。
出羽三山に修験者が入るときに身につける装束の一つに、首から下げる白い縄があります。その縄を「注連縄」といいます。出羽三山は精霊たちのいる場所ですから自分の身を守る結界として身につけるのだそうです。
注連縄のかけ方を丁寧に教えていただき、早速首からかけて出発しました。
ウサギは古くから月山神のお使い、月の精とされていて、悪運から逃れる力があるといわれています。卯歳となる今年は月山の御縁年なのだそうです。
凛々しいウサギさんですね。
御田原神社から鳥居をくぐり、月山本宮へと向かいます。
広大な景色です。ここからが本番、頑張って歩きます。
弥陀ヶ原の湿原では高山植物が見られました。可愛いお花が咲いていて、目を楽しませてくれました。
なだらかな湿原での自然散策は最高でした^^
段々と岩場が多くなってきて、転んだり滑ったりしないように慎重に進みました。
次第に雲が多くなって太陽を隠していきましたが、それでもかなり暑くてバテてしまいました。クタクタになったので、途中の休憩所でアイスコーヒーを注文し、冷たいコーヒーのお陰で生き返りました。そして宿坊で用意していただいたおにぎりを一緒にいただきました。
お山の上で食べるおにぎり、めちゃくちゃ美味しかったです!
つづきます