最悪の事態になり窮地にたたされた2人がお互いに「元々あなたのせいでこんなことになったんだ!」と言い合うシーンです。言い争い仲違いし、別れた後にお互いがしずかに自分と向き合いやがて気づきます。「結局は自分がそれを選んだからだ・・・だから今こうなっているんだ」と。
「誰かが何をした」ことが重要だったんじゃなくて、すべては自分が決めた選択なんだということにお互いが気づいたのです。
じゃあ、今からどうしよう!?今自分がどうしたいのかどう在りたいのか。2人はそれぞれの場所で一生けん命に考え始めました。
そこからモアナとマウイは勇気をもって後悔しない選択をして行動を起こし、大きく成長したのです。
目の前に在るものを見たくないのであれば逃げたっていい。腹の底から向き合う覚悟をしてもいい。どちらを選ぶかは自由です。
たとえどちらを選んだとしても結局は自分自身が選択して、それに意味づけをしているのです。
自分がどんな想い(本音)でそれを選んだのか?が、じつは重要なポイントになります。心の奥底に潜んでいた恐れからの選択だったり、自己不信からの選択だったりすると「他人の行動でこんな事になったんだ!」と思い込みやすいのかもしれませんね。
今もこれからの未来もあなたがどうしたいかを決めてあなた自身で創っていく道がすべてであり、それがあなたにとっての「幸せ」なのだということ。あなたが導きだした選択にあなた自身が罪悪感をもたないよう、愛にみちた選択とチャレンジをどうか楽しんでくださいね。
この映画のように過去の体験から生じた心の傷を抱えていても、自分自身の気づきによって大きな癒しをもたらし奇跡を起こすことがあります。
幸せというのは形のあるものではありませんが、いつも自分の内側に在りチャレンジをしたり軌道修正をしながら大切に育くんでいくもの。この作品をみて「わたしの道はわたしが創っていく」その想いをこれからも大切にしていきたいと思いました。