「あなたは今、幸せですか?」
そう誰かに聞かれたらあなたは何と答えますか?
幸せの基準と価値観は人によって違いますが、あなたは今日幸せでしたか?
1日の終わりにあなたのすごした時間を振り返ってみてください。
今日、あなたは何ができましたか?
朝を迎え、目覚めることはできましたか?
美味しくご飯が食べられましたか?
歯を磨いて、顔を洗えましたか?
誰かと笑顔で話すことができましたか?
体を思うように使い、何ができましたか?
行きたいところに行くことはできましたか?
淡々と進むいつも通りの毎日でも、退屈になるくらい平凡な毎日だったとしても、辛く悲しい体験をした日だったとしても、今日のあなたはいったいいくつの事ができたでしょうか。
何を体験し、何を思い感じることが出来たでしょうか?
わたしたちは自分が出来ている非常に多くのことを「できて当たり前のこと」だと思い込んでいます。
「当たり前だ」と信じているので有難いことだと気が付かないのです。
当たり前ってじつは幻想なのに。
今何気なくできていることは明日同じようにできるとは限りません。
今日何気なくできたことはすべてが奇跡的にできたこと。
わたしは毎日眠るまえに「今日じぶんが出来たこと」を思い返しています。
当たり前にできることも含めて思いかえしてみると、本当にたくさんできたことがあるので「あ~色々あったけど幸せだったな。良かったな。」と思えます。たくさんのことができた自分を嬉しく思いながら眠りにつきます。
もちろん日によっては辛いなぁと思う事や悲しい事もあります。そんなときも、できたことは何かしらあるので、できたことを受けいれて「良かった」と思うようにしています。
自分がすごす毎日は当たり前じゃない。
そう感じられるようになると幸せはいつもすぐそばにあって、すでにいっぱい受け取っていたことに気が付くのです。